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Text File  |  1993-07-08  |  8KB  |  162 lines

  1. ==============================================================================
  2. =  〔ソ フ ト名〕  行事予定表示コマンド 「EVENT」  Version 3.04                =
  3. =  〔作  者  名〕  しんき(NIFTY:GDH03575/JATIC:J81/J&P-Hotline:JH114447) =
  4. =  〔動作  環境〕  日本語表示のできるMS-DOS                            =
  5. =  〔動作  確認〕  FM-TOWNSmodel2/PC-9801VM                =
  6. =  〔開発  言語〕  Power C V.2.0.1J(開発)/LSIC86 V.3.3試食版(発布)      =
  7. ==============================================================================
  8.  
  9. ■ 概要 ■
  10.  
  11.    この「EVENT」は、行事・予定などをデーターファイルに設定しておくと、
  12.   『今日の行事』とか『これからの行事』を分かりやすく知らせてくれる……という
  13.   MS-DOS汎用のコマンドです。
  14.  
  15. ■ ファイルの説明 ■
  16.  
  17.   まず、書庫内に格納されている各ファイルの説明をしておきます。
  18.     左に「*」がついているファイルが、とりあえず実行に必要なファイルです。
  19.  
  20.  
  21.  EVENT304.DOC : この解説ファイルです
  22.   EVENT304.GGG : EVENTの概要説明ファイルです
  23.   UPDATE  .304 : EVENT Ver.3.04での変更点を記したファイルです
  24. * EVENT   .EXE : EVENTのコマンド本体です
  25. * EVENT   .CFG : EVENTから呼び出される設定ファイルです
  26. * EVENT   .DAT : EVENT.CFGからinclude(取り込み)される、行事データファイルです
  27. * BIRTHDAY.DAT : EVENT.CFGからincludeされる、誕生日データファイルです
  28. * OTHER   .DAT : EVENT.CFGからincludeされる、データファイルです
  29.  
  30. ■  使い方 ■
  31.  
  32.    コマンドの実行は、「EVENT.EXE」 を呼び出すことで行います。なお、この際の
  33.   イベントは、一定書式に従って書かれたデータファイルにされています。この書式
  34.   については、添付のデータ「EVENT.CFG」および「EVENT.DAT」を参照して下さい。
  35.   では、具体的な使用方法を以下に記します。
  36.  
  37. -------------------------------------------------------------------------------
  38.     Event : 行事予定表示ユーティリティ
  39.     書式  : Event [file] [opt1] ・・・
  40.     file  :  データファイル名(省略時:「event.cfg」)
  41.     opt   :  '-<?/h>'                  ....使用方法の説明
  42.           :  '-c<0/1>'                 ....色の有無
  43.           :      0... 色付き表示
  44.           :      1... 白黒表示
  45.           :  '-f<0/1>'                 ....表示書式指定
  46.           :      0... mm/dd
  47.           :      1... あと○日
  48.           :  '-k<0/1/2>'               ....罫線文字指定
  49.           :      0... 新JIS罫線
  50.           :      1... NEC罫線
  51.           :      2... 全角文字
  52.           :  '-o'                      ....指定行で表示をおさめようとする
  53.           :     -o<数字>... <数字>行に設定
  54.           :  '-p'                      ....ページポーズ指定
  55.           :     -p<数字>... <数字>行に設定(1以上)
  56.           :  '-d=yymmdd(or yy/mm/dd)'  ....日付指定:yy/mm/dd
  57.           :  '-xx(数字)'               ....未登録レベルの検索日数
  58. -------------------------------------------------------------------------------
  59.  
  60. ○  パラメータ
  61.  
  62.   コマンドの後ろに指定するパラメータの解説です。
  63.   なお、パラメータに何も指定しなかった場合は、イベント設定ファイルに「EV
  64.   ENT.CFG」が指定され、その他のオプションはその設定ファイル従います。
  65.  
  66. 1.イベント設定ファイルの指定
  67.     パラメータに、オプション以外(「-」「/」で始まらないもの)が指定されたら、そ
  68.   れを読み込む設定ファイルとみなします。これが指定されない場合には、カレン
  69.   トディレクトリ、または、コマンド起動ディレクトリの中にある、「EVENT.CFG」
  70.   が指定されたことになります。このファイルの指定方法は、下の例にあるように、
  71.   コマンドラインに直接指定するようにして行います(拡張子「.CFG」は省略可)。
  72.  
  73.   例)  EVENT omatsuri
  74.  
  75.   解説)イベントファイル「OMATSURI.CFG」を指定します。このファイルは、カレ
  76.         ントディレクトリまたは、コマンド起動ディレクトリに存在する必要があ
  77.         ります。
  78.  
  79. 2.「H」オプション
  80.     「H」オプションは、ヘルプメッセージを表示するものです。「H」の代わり
  81.     に「?」を用いても同等の動作をします。
  82.  
  83. 3.「K」オプション
  84.     この機能は、行事を表示する時の罫線の種別を指定するスイッチです。指定し
  85.     なかった場合は、設定ファイルの記述に従います。
  86.  
  87. 4.「C」オプション
  88.     このオプションは、カラー表示の「ON/OFF」を指定するものです。ノー
  89.    トパソコンで使用する時など、モノクロモードにした方が見やすい場合には、
  90.   「-C1」としてモノクロモードにすると良いでしょう。
  91.  
  92. 5.「D」オプション
  93.     この機能は、指定する日付けの行事を知りたい時に使います。よーするに、プ
  94.     ログラムを「Damashi(だまし)」て、ウソの日付けを教える・・って
  95.     いう訳です(^_^;)。
  96.  
  97. 6.「F」オプション
  98.     このオプションは、「これからの行事」で表示されるメッセージの形態を指定
  99.    するものです。「-F0」では、『01/01  「元旦」』のように表示しますが、これ
  100.     が嫌な方は、「-F1」でを指定すると良いでしょう。
  101.  
  102. 7.「O」オプション
  103.   このオプションは、無意味にずらずらと行事が表示されるのが嫌だと言う方の
  104.   ために作ったもので、「なるべく指定行数内で表示を収めるように努力する」
  105.   というものです(当日の行事は全部表示しなければならないので「努力する」
  106.   になってます)。
  107.  
  108. 8.「P」オプション
  109.   このオプションは、画面表示が多く、表示結果がスクロールアウトしてしまう
  110.   ことに対処するためのものです。「-p23」のように指定すると、23行毎に、
  111.   キー入力を求めるようなります。
  112.  
  113. 9.「数字」オプション
  114.     ここで指定する数字が、デフォルトの検索日数となります。つまり、設定ファ
  115.     イル中で検索日数を指定しなかった表示レベルは、この数値になるということ
  116.     です。
  117.  
  118.  
  119. ■  最後に  ■
  120.  
  121.    大体どんなプログラムかは分かって頂けたでしょうか?  作者は「見れば分か
  122.  る」的なものに仕上げたつもりですから、きっと迷うことなく使えるものと思い
  123.  ます。
  124.   それにしても、「誕生日が事前にわかったらいいなぁ」ということから始まっ
  125.  たこのプログラムがここまで成長したなんて、我ながら驚いてます。それも、み
  126.  なさんの下さった暖かい応援、そして、数々の要望のおかげです(感謝感謝!!)。
  127.   本当に、今までEVENTを使って下さった皆様、どうもありがとうございま
  128.  す(これからもよろしくおねがいしますね ^^;)。
  129.   それではご意見・感想などありましたら遠慮せずにどーぞ。どんどん意見を取
  130.  り入れるつもりですので。・・・と念を押したところで、終わりにさせていただ
  131.  きます。お疲れ様でしたぁ。
  132.  
  133. ■  著作権・その他 ■
  134.   本ソフトは、フリーソフトウェアです(このプログラムの著作権は作者「しん
  135.  き/森貴史」にあるものとします)。このプログラムを運用したことによる事故、
  136.  障害などにあたって、作者は何の責任も持たないこととします。つまり、このプ
  137.  ログラム使用の際に生じた一切問題の責任は自分でをとることが前提であるとい
  138.  うことです。
  139.   つまり、「こんなはずじゃなかった」と作者に泣きついてきても、当方は一切
  140.  関知しないということです。しかしながら、できるかぎりサポートはしていきま
  141.  すので、何か疑問・質問・ご要望があれば、お気軽にメールでお知らせ下さい。
  142.   いろいろと固苦しいことを書いてきましたが、基本的にフリーソフトウェアと
  143.  いうことで、自由に発布しても構いませんし、自由に改造して下さって構いませ
  144.  ん。また、公開されたソースをもとに改造したものを発表することも、その旨を
  145.  明記すればいっこうに構いません(ただしウイルスを仕込んじゃやーよ)。
  146.   というわけで、転載等、再発布は自由です。その際、特に作者に報告する義務
  147.  はありませんが、できたら事後でもお知らせ下さると嬉しいです(単純に嬉しい
  148.  んだな)。
  149.  
  150. ■  参考文献  ■
  151.   「Encyclopedia of Contemporary Knowledge 大辞典 desk」 便利情報コーナー
  152.                                                                   (講談社)
  153.   「日経バイト 1988.01~大安,仏滅が一発でわかる六曜プログラム~」
  154.                                                                   (鈴木  隆)
  155.  
  156. ■  連絡先  ■
  157.   NIFTY-Serve:        GDH03575        しんき
  158.   JATIC町田        :        J81                (MORI)
  159.   J&P-Hotline      :        JH114447        しんき
  160.       :                              :                    :
  161.                   (以下略 ・・・ゴメンネ   ^_^;)
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